本当に日本には死刑は必要なの?

9月9日 福島県弁護士会主催「死刑を考える日」のご案内

りす
9月9日 福島県弁護士会主催「死刑を考える日」のご案内
 
直前になってしまったのですが、9月9日(日曜日)に、福島駅前エスパル福島店 5階ネクストホールで、福島県弁護士会主催「死刑を考える日」が開催されます。
 
第1部
午前0時から午後2時まで
映画「休暇」上映
 
第2部
午後2時から午後4時まで
パネルディスカッション「死刑制度のこれから」
 
となっており、パネラーとしては、死刑存置の立場から元検察官で現在は東京弁護士会に所属する山田有宏弁護士と、死刑廃止の立場から私(小川原優之)が参加する予定です。
 
 山田弁護士は、単純な死刑存置論者ではなく、実際の強盗殺人事件の犯行現場を見た経験をお持ちで、日弁連の委員会でポーランド、ノルウェイ、韓国の調査にも同行し、死刑制度について考えてこられた方で、「死刑がない社会が望ましいと思っているが、凶悪犯罪が起きている現状では死刑制度は存置すべきである」と考えている方です。
 
 私は、日弁連の死刑廃止検討委員会の事務局長として、死刑のない社会が望ましく、死刑廃止について全社会的議論を呼びかける日弁連の見解について述べることになると思います。また死刑廃止検討委員会では、この夏に、死刑を廃止して、死刑に代わる最高刑として仮釈放のない終身刑の導入の検討を呼びかける議論もしていますので、その議論もご紹介したいと思います。
 
 このパネルディスカッションでは、死刑判決の数、無期判決の数、死刑についての世界の状況などの資料も示しながら、「死刑制度のこれから」について、考える予定ですので、是非、多くの市民の方にご参加いただければと思います。
>>一覧へ戻る さる